ごあいさつ
Greeting
鍼灸師、均整師の中田富夫と申します。
「鍼灸」と「均整法」の施術で皆様の健康をサポートさせて頂いております。
お体の不調があると、お体のどこかに歪みとなって、又痛みを伴ってサインとして教えてくれます。そのサインをしっかりと受け止めて、お体にとってちょうどいいバランスにして、不調を解決していこうというのが当院の考え方です。
経歴
2006年、学習院大学文学部心理学科卒業。
その後、目黒身体均整院にて野口整体および身体均整法の考え方に感銘を受け整体の道へ。約5年の臨床経験を経て様々な手技を学ぶ。
2014年3月、身体均整法学園東京校卒業。
2014年4月、倉敷身体均整院開院。
2015年4月、朝日医療大学校岡山校鍼灸学科入学。
2018年3月、朝日医療大学校岡山校鍼灸学科卒業。
2018年4月、倉敷身体均整院改め、中田鍼灸院、中田均整院として開院。
現在朝日医療大学校在学中より参加の、岩本ゼミ及び普賢会に参加させて頂き定期的に勉強中。
鍼灸・均整とは?
Quality of acupunctual and moxibusion and kinsei
鍼灸
鍼灸は、今から二千年以上前に中国で誕生しました。漢代には「黄帝内経」が編纂され現在の東洋医学の基礎と位置づけられています。日本には6世紀ごろ伝えられ、現在まで続いてきました。現在の鍼灸のスタイルがそのまま昔のままというわけではないのですが、当院では、脈や舌、お腹の状態などを拝見してお体の状態を判断し、ソフトな刺激をメインに施術していくことが多いです。
もちろん症状に対しては鍼の響きがでるような施術、お灸でも熱いと感じるほどの熱量が効果的なこともありますが、施術前に施術方針をしっかりお伝えしますので、痛いのが嫌、怖い、不安などいろいろあるかと思いますので、そういった場合はもちろん無理な施術は行いません。他のソフトなアプローチをご提案させていただきますので、ご相談させていただければと思います。
使用する鍼は全て使い捨ての鍼を使用し、衛生面でも安心して施術を受けて頂けます。
均整
均整、均整法は1949年~身体均整協会を設立された亀井進先生が確立された整体法の「身体均整法」のことです。身体均整法とは手技による整体法で、オステオパシー、スポンデロテラピー等のあらゆる手技が混ざった総合的な整体法になります。均整法の施術は総合的な手技故に施術者によって施術が様々なのですが、私の施術は比較的ソフトな刺激が多いのが特徴です。多面的な視野からお身体を評価し、より体にとって自然な方向へ導くサポートをさせて頂きます。
均整法の考え方
総合手技故に施術者によって施術が異なることは前述致しましたが、では何をやってもいいのではないかという疑問も生じます。もちろん違いがあっても良しとするのが均整なのですが、お身体を観察させていただく考え方や理論には共通の考え方があります。たくさんある考え方の中でも均整法らしいものをいくつか紹介させていただきます。
平衡性、可動性、強弱性
均整法では、体は「平衡性」「可動性」「強弱性」という3つのバランスで成り立っていると考えます。このバランスが崩れた時に体に異常が起きると考え、3原則を基本に、身体がどういった状態なのかを見立て、判断させていただきます。
くつろぎ傾斜圧
例えば、食べ過ぎて苦しいときにベルトを緩めたり、少しのけぞったような形で座ったりしてお腹を楽にしようとしたことはありませんか?
お腹がいっぱい=胃に負担があるときには胃の負担を減らそうと身体が自然に楽な姿勢をとろうとします。これを均整法では「くつろぎ傾斜圧」と呼びます。無理にびしっとした姿勢を取るとしんどいですので、曲げるべきところは曲げたまま、歪んでいるところは歪んだまま、楽な姿勢を尊重し体のバランスをとることが大切だと考えています。
また体の歪みから体の不調も起こりますが、逆に体の不調からも体の歪みが起こり得ると考えていますので、どちらも重要だと考えています。
くつろぎ傾斜圧、の考え方を用いますと、お体の歪みはお体を楽な方向へもっていこうとしている表れとして捉えることができますので、お体にとってどういった方へ休みたいのか、どういった内臓に負担がかかっていて、どうやったらその負担が軽く出来るのか、その指標となりえます。